DAY64 2018.1.16 カジュラホ→バラナシ

朝、例の雑貨店の店主のところに顔を出してちょっと雑談。今日は南群からまわります。

南群寺院群(Southern Group)

田園風景を味わいながら行く寺院

南群の二つの寺院に行きました。ドゥラーデーオ寺院とチャトゥルプジャ寺院です。いつものように歩きです。大通りを南に下り空港の端あたりを東に向かい、チャトゥルプジャ寺院から見ました。途中の風景は、田園風景そのもの。パパイヤ畑や田んぼなどがありました。もちろん燃料用に牛糞を日干ししているのも見ました。

チャトゥルプジャ寺院は田園の中にぽつんとあります。この寺院は夕日が美しいらしいのですが、午前中でしたので当然それは見られません。カジュラホでは西向きに建てられているのはここだけだとか。中には神像が祀られていますが、ヴィシュヌ神と書かれていたり、頭はシヴァ神、体がヴィシュヌ神、足がクリシュナ神と書かれていたりする記事をネットでみました。正しくは何像なんでしょう?

もう一つのドゥラーデーオ寺院はまわりが整備され公園のようになっています。また建屋も修復・復元されたのか新しく見えるところがあります。地元の方がお参りをしているのが印象的でした。

 

村の中心部に戻る

南群から村の中心部へ戻ります。のんびりした農村風景ですが、やはり金銭的には豊かではないことを感じさせます。途中の集落には学校があり子どもたちが授業を受けている様子を見ることができました。

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民俗博物館(Adivart Tribal & Folk Art Museum)

プリミティブな民俗アートが見られる小さな資料館

民俗的な工芸品、美術品を展示している小さな資料館です。展示されているものはどれもシンプルでプリミティブな印象を受けるもの。まさに民俗的というか土着的という感じがしました。中には埴輪のようなものもありました。

 

夕日の西群寺院群

ホテルに戻り一息入れた後、西群の寺院を再訪しました。夕日に染まる寺院群を見たかったからです。とても趣がありきれいでした。西群は柵で囲まれ入場料が必要なところですが、公園のようにきれいに整備されています。そのため、柵の外の雰囲気とはまるで違っていて、正直なところ人工的な印象を受けてしまいました。

柵の外にありますが隣接しているマタンゲーシュワ寺院から祈りの詠唱か何かを男性グループが歌っているのが聞こえてきます。生きている寺院という感じがして、とても良い雰囲気でした。

 

インディアン・フォーク・ダンス(Indian Folk Dance-Live Show)

民俗芸能??

村の中心部のはずれの方にシアターがあり、そこでフォーク・ダンスが見られるということで行ってみました。見に来ているのは外国人観光客ばかりで、バスとか来ているような団体がほとんどのようです。

インドの伝統芸能や民俗芸能にはまったくの門外漢ですが、あれがそうなのでしょうか?民族衣装は美しかったのですが、ボリウッド映画に出てくるような踊りでした。ちょっと期待していた内容とは違い、観光客用のショーという気がしました。

 

バラナシへ

ホテルから駅へ、3段の寝台でバラナシへ

深夜の夜行でしたので、今日も1泊分を余計に支払いホテルの部屋が利用できるようにしました。ホテル代が比較的安いところだからできることです。

移動は、流しのトゥクトゥクが見つからないと慌ててしまうので、ホテル経由でお願いしました。駅まではけっこうな距離があります(8kmぐらい?)。夜でだいぶ冷え込んでいて夜風がかなり冷たかったです。駅もかなり寒くて暖かいところというか待合室を探したのですが、小さな駅でしたのでないようでした。そんなうろうろしている姿を見かねたのか、若者があそこで休んだら暖かいよと声をかけてくれました。純粋に好意からだというのがわかりました。ほんとにありがたいことです。若者にお礼をいいつつ、結局、もうすぐ列車が入ってきそうな時間だったので、そこには行かずトレーナーの重ね着で寒さをしのぎました。

通路側は2段ですが、基本は3段ベッド

夜行はたぶん始発で、5両ぐらいの割と短い編成でした。通路側は2段でメインの方が3段。かなり詰め詰めですので、ベッドは足を伸ばすのがぎりぎりなんとかなるぐらいです。3段ベッドの一番上でしたが、天井がかなり近く頭がぶつかり上体を起こせないぐらいでした。見たところ満席。乗っているお客さんの多くは外国人観光客でした。453km、11時間の旅です。

 

今日の歩数:24,531歩  世界一周はあと16日