DAY17 2017.11.30 ニューヨーク

いろいろ行きたいところがありますが、そうもいかないので、絞り込むのが大変です。

「ティファニーで朝食を」に挑戦!

「ティファニーで朝食を」食べられるという記事を夕べたまたまネットで見つけました。11月10日にオープンしたばかり。なんというタイミングなんでしょう!これはもう行くしかありません。

開店の少し前に行ったのですが、すでに行列ができています。ティファニー本店の開店を待っているのかカフェの開店を待っているのかはわかりませんでしたが、3、40人ぐらい並んでいます。お店の方に近づいてみると、なんとカフェ“The Blue Box Café”には予約が必要というサインが出ています。ショックです。諦めることにしてティファニーを後にしました。今にしてみれば、行くだけ行って聞いてみれば良かったです。実際のところ、後で調べてみると、並べば待つけど入れるらしいということでしたし…。

 

ニューヨーク近代美術館(MoMA:The Museum of Modern Art, New York)

やっぱりすごい!近現代美術の殿堂・MoMA

URL: https://www.moma.org/

オープン前に到着しましたが、すでにチケットは販売しています。10:30になりオープン。日本語のフロアガイドもあるらしいのですが、たまたま欠品していたようで、英語をいただきました。

入館料は25ドル。金曜日の16時から20時の閉館までなら入館料は無料。これはユニクロがスポンサーになって実現しているようです。ちなみにユニクロは大都市でけっこう見ました。

<広告>

建物は、地上6階地下2階建て。展示室は2階から6階までの4フロア、地下はシアターになっています。平面構成ではなく縦の構成というのはマンハッタンにある美術館ということならではかもしれません。天井高は高く作られていますので、現代美術などを展示するのにも問題はないのでしょう。縦移動が必要ですので使い勝手の悪い部分もあると思いますが、空間はとても気持ちの良いものでした。この建物の設計は日本の建築家・谷口吉生氏。大御所ですね。

展示作品はとても幅広いと思います。ゴッホなどの超有名作品の数々を目にすることができます。よくよく考えてみると、1929年の開館のときにはゴッホもModernの作家なんですね(ゴッホが亡くなったのは1890年)。ここでも現代美術作品があるその空間に身を置くことの気持ちよさを感じました。ここに展示されている作品の良しあしはわかりませんが、好きと思える作品、好きになれそうな作品が数多く展示されていました。

自己申告制といったところでしょうか

そういば、ここのトイレのサインがニューヨークらしいなと思いました。こういうところにもdiversityへの配慮(だと思います)があるのですね。

次回はクイーンズにある分館のMoMA PS1にも行ってみたいと思います。

【姉妹サイトの投稿記事】

ホイットニー美術館Whitney Museum of American Art

ロケーションを生かしたおしゃれな美術館

URL: https://whitney.org/

<広告>

一昨日行けなかったホイットニー美術館に行きました。この美術館は元々はメトロポリタン美術館が分館The Met Breuer(メット・ブロイヤー)として使用しているところにあったらしく、現在地に2015年に移転オープンしたようです。

ここも空間がとてもよかったですし、展示されている作品も良かったと思います。何より私がいいなと思ったのは、まわりには工場的なガレージがあったりしますがそうした周囲の空気感みたいなものを巧みに取り込んでいるというかロケーションとうまくマッチさせている美術館だということです。テラスからの眺望はまさにそれを感じさせます。8階建ての建物で各フロアは広いことは広いのですがものすごく広いというのではないので、ここもやはり縦構成にならざるを得なかったのでしょう。エレベーターはなんという言い方かはわかりませんが、扉が2つあります。一つは一般来館者用、もう一つの扉はスタッフ用でバックヤード側の扉が開きます。もちろんキーがなければバックヤード側の扉は開きません。こういう工夫も必要だったんですね。駆け足でしたが、見られてよかったです。

【姉妹サイトの投稿記事】

イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum Complex)

第二次世界大戦中に建造された空母が博物館

URL: https://www.intrepidmuseum.org/

時間的にはきつかったのですが、ぜひ見たかったイントレピッド海上航空宇宙博物館へバスで向かいます。

イントレピッドは、第二次世界大戦の時に建造された空母で、カミカゼ・アタックも受けたようです。近くで見ると実に巨大で、その大きさに圧倒されます。

甲板(フライトデッキ)にはF14やA12(SR71)、ブルーエンジェルス用F11Aなどの軍用機が展示されています。圧巻はスペースシャトル「エンタープライズ」。よく運搬できたものです。格納庫(ハンガーデッキ)には第二次世界大戦の時の航空機も展示されています。もちろん空母の操舵室をはじめ船内各室も見学することができますし、いろいろなエピソードが紹介されています。

退役した軍人の方(たぶん)がボランティアかスタッフかはわかりませんが、操舵室とかいろいろな場所で解説しているのがとてもよかったです。

外には特設テントがありドローンの企画展をやっていました。また、この空母の周辺にはコンコルドや潜水艦も展示されています。コンコルドもぜひ見たかったのですが、残念ながらもうしまっていました。潜水艦の中は、広島の呉にある「鉄のくじら館」で入ったことがあるのですが、そちらと共通性があり興味深かったです。

空母や軍用機など戦争の道具であるということに複雑な思い、ことの是非はありますが、一飛行機ファンとしてここを見ることができて良かったです。駆け足となってしまったので、次回はゆっくり見たいです。

【姉妹サイトの投稿記事】

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー

ホテルに戻る途中、昨晩、ツリーの点灯式が行われたロックフェラーセンターに立ち寄ってみました。ツリー目当ての方で大賑わいでした。やはりニューヨークは観光客が多いのですね。

 

今日も駆け足で詰め込みでしたが、明日でニューヨークは最後。夜、いよいよ初の国境超え(第三国への出国)です。

今日の歩数:22,399歩  世界一周はあと63日