都市内の移動

シカゴの地下鉄

公共交通機関をうまく使って観光を楽しもう

慣れない外国で、観光のため都市内を移動するのも、なかなかたいへんかもしれません。安全に楽しく観光するために、都市の状況にあった移動方法を考えたいものです。主だった都市については、ネットで検索すれば、交通手段別に乗り方、使い方がわかると思います。防犯情報と合わせて情報を把握して旅を楽しみましょう!

 

徒歩は観光の基本

歩きで移動するのは、その街を体感できたり、思わぬ発見・出会いがあったりで、とても良い方法だと思います。私はなるべく歩くようにしていました。

ただし、信号がないようなところもあったり、交通ルールはいったいどうなっているんだ!と言いたくなるような国・地域もありますので、道路の横断などには十分注意し交通事故にあわないようにしたいです。

また、危険地帯に迷い込んでしまわないようにするとか、車道側に荷物を持たないなど、ひったくりやスリにあわないようにするとか、常にまわりの状況への注意は必要です。物乞いとか悪ガキなどもいたりしますし、客引きや犯罪まがいの押し売りなどに出会うこともあるかもしれません。

当たり前ですが、特に、人通りの少ないところや夜間は十分な注意が必要です。

 

シェア・バイクも急速に普及

今回、旅して驚いたのはシェア・バイクの普及です。

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特にヨーロッパの都市ではものすごく普及しているようで、主だった都市で見かけました。具体的な利用方法などは調べていませんが、もしかしたら観光にも便利かもしれません。

ダブリンのシェア・バイク。シェア・バイクはヨーロッパではかなり普及しているようでした

 

地下鉄・路面電車はやっぱり便利

地下鉄や路面電車は、地元の人の足として、比較的に低料金で利用できますし、うまく使いこなすと便利です。

チケットの購入方法や乗り方に迷うこともあるかもしれませんが、「都市名+交通機関名+乗り方」などで検索すれば、懇切丁寧に解説してくれているサイトが見つかると思います。私もかなり参考にさせていただきました。

キップの購入

キップの購入は、インドやエジプトでは有人窓口でしたが、多いのは自動販売機。英語に切り替えることができるものが多かったので、どうにかなると思います。

キップ購入の際に、気を付けたいことは、お釣りをせびってくるような物乞いとか、キップの購入に気をとられるあまりに持ち物への注意が十分でなくなってしまうこと。スリなどに気をつけましょう。

有人窓口なら、目的地を伝えればキップを購入できるでしょう。言葉に自信がなければ、紙に書いておいて見せるのも手です。この際に、必要に応じて乗り場を確かめることもしておけば良いと思います。たとえ、言葉ができなくても、指させばどうにかなるでしょう。

ちなみに、キップの自動販売機の使い方がわかりにくかったのは、サンフランシスコ空港からの地下鉄(BART)です。先に行き先の料金を確かめ、金額を足したり引いたりして料金に合わせたりと面倒くさく画面もわかりにくかったです。私に限らず悩む人も少なくないようです。

サンフランシスコのBARTの自動販売機。使い方が他にない独特のものでした

もう一つ、ちなみにですが、キップは、ICが埋め込まれたチケットまたはカードのものが多かったです。

乗り放題パスを購入するのもいいかも

キップ購入の煩わしさを避けるために、乗り放題のパスを購入してしまうのもいい方法だと思います。使い方や使う回数・日数などによっては、割高になってしまうこともありますが、煩わしさがないのは大きなメリットです。都市によってはバスにも乗り放題になったり、各施設の入館料が割引になったりすることもあります。

乗り降りは気をつけよう

当たり前ですが、上り・下りがあっているか、電車は目的駅に行くかなどを気にしながら乗り込みます。

ホームは同じでも別方向に行く電車が入ってくることもありますし、急行とか各駅などもありますので、注意が必要です。曜日によって止まるとか止まらないもある場合もあります。

不安に思った時は、誰かに聞くのが良いですね。目的の駅名をいえば、たいてい、みなさん親切に教えてくれます。

防犯に気をつける

ある程度人がいるところで待つことや人が乗っている車両に乗ることは防犯対策上重要です。もちろん混雑しているとスリにあう危険性が高まるので注意は必要です。また、駅に着くタイミングでスリなどが行われることも多いようです。

車内では、スリだけではなく、物乞いや物売りにも注意が必要でしょう。また、大道芸的なことでお金をかせぐような人もいます。特に、取り囲んでスリをするような集団スリもいるようなところもありますので、注意したいですね。

夜間の利用も注意が必要です。夜は、特に、酔っ払いや荒れた若者、フーリガン的なスポーツで盛り上がってる若者などもいます。人種差別的なこともあるかもしれません。

地下鉄のパブリック・アート

ちょっと余談ですが、ニューヨークやミラノの地下鉄には、パブリック・アートが設置されている駅があります。これも地下鉄の楽しみの一つと言えるのではないでしょうか。また、パリの駅の中には、駅自体がアール・デコ調のものもあり美しいと感じました。地下鉄に限ったことではないですが、世界のいろいろな駅などでアート作品や季節ならではのデコレーションを探してみるのも面白いと思います。

 

路線バスで行動範囲を広げよう

料金がうまく支払えるか、目的地に行けるバスにうまく乗れるか、うまく降りれるかなど心配なことが多くて、バスに乗ることに抵抗を感じる方も少なくないかもしれません。

難関は、バスの場合、同じバス停に複数の路線のバスが止まることではないでしょうか?

安心して乗るために、まず1番にすることは「路線番号」を確かめることです。エジプトやインドはそうはいかないですが、アメリカやヨーロッパでは、車両前面上部に「路線番号」と「行き先」が電光表示されることが多いので、それを確かめます。路線番号を間違えなければ大丈夫でしょう。料金は、事前に調べておいて小銭を準備しておくことにつきるかと思います。

また、乗車する際には、運転手さんに確かめることも大切です。行き先を言うとか地図を見せるとかバス停を書いた紙を見せるなどすれば、運転手さんが教えてくれます。不愛想な運転手さんもいるかもしれませんが、目的のバス停についたら教えてくれる親切な方も多かったです。

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私もバスに乗るのは抵抗はありましたが、地域にもよるものの、バスはほんとうに便利で、使わないのはもったいないと思いました。行動範囲もぐっと広がりますので、少し勇気を出して乗ってみてはいかがでしょうか?

ロサンゼルス郊外のバス

 

タクシー・オートリキシャー(トゥク・トゥク)なども活用しだい

地下鉄など他の公共交通機関が利用できないとか利用しにくいなどで、タクシーやオートリキシャーなどが便利なことも少なくありません。ただ、国によっては、ぼったくりや強盗などもあるようですので、現地情報を収集し、安全に利用できそうかどうか十分に確かめて利用しましょう。

料金については、メーターが利用できる場合はいいのですが、そうでない場合はしっかりとした料金交渉が必要になります。そのため、相場を調べておくことも大切です。料金交渉をしたら、メモ帳に書いてお互いに確認しておくなどで、できるかぎりのトラブル防止をしたいところです。

また、遠回りするなどの可能性もあるので、スマホの地図アプリをうまく使った方が良いと思います。常にどこを通っているかを把握しておくばかりではなく、地図を見ていることをドライバーにわからせることで、予防にもなると思います。

空港などで利用できるプリペイド・タクシーは、安心感が高いとは思いますが、こちらも十分な注意が必要なことはいうまでもありません。

 

配車サービス(ウーバーやリフトなど)も便利

アメリカで使ったウーバー(Uber)はとても便利でした。同様のサービスには、リフト(Lyft)というのがあります。

このサービスは、タクシー代わりに使えるもので、個人が自分の車を使って空き時間などにタクシー的なサービスを提供してくれるものです。日本ならば白タクで違法なのでしょうが、アメリカでは合法です。

配車サービスのメリット

思いつくウーバーのメリットは次のようなことです

  • タクシーより安い(20~30%ぐらい安いと聞きました)
  • チップなどは不要で明朗会計
  • クレジットカード払いでその場での現金のやり取りが不要
  • 遠回りされる心配がほぼない
  • 運転手の評価システムがある

配車サービスの課題と心配なこと

一方、課題と心配なことは次のことです。

  • Wi-Fiなどネット通信環境が必要
  • 事故の際の補償
  • 個人情報の流失
ウーバー公式サイト
Earn Money by Driving or Get a Ride Now | Uber Japan
Get a ride in minutes. Or become a driver and earn money on your schedule. Uber is finding you better ways to move, work, and succeed in Japan.
リフト公式サイト
Become a Driver or Get a Ride Now – Lyft
Become a driver and make money giving rides, or get a Lyft ride in minutes. Improving people's lives with the world's best transportation.

ウーバーの使い方

私はリフトは使わなかったですが、ウーバーを利用しました。ちなみに、アメリカの友人は、最近は、ウーバーよりもリフトを使うと言っていました。

ウーバーの使い方は難しくはなく簡単です。解説してくれているサイトもいっぱいありますので、そちらを参考してもいいと思います。

事前準備

  • アプリのダウンロード

スマホで使うのが前提です。公式アプリをダウンロードします。

  • 登録(PC・スマホのどちらでもOK)

利用者の基本情報登録は、PCでもスマホでもできます。氏名やクレジットカード、電話番号、メール、パスワードなどを登録します。

※「プロモーション・コード」「招待コード」

登録の際に、「プロモーション・コード」とか「招待コード」を入力できると思います(後からでも入力できるかもしれませんが、調べていないのでわかりません。すみません)。このコードを入れると、初回利用時に割引などを受けられます。

ちなみに、このコードは登録者一人ひとりに割り当てられていて、私も持っています。このコードを使った登録者があると、その新規登録者だけではなく紹介した人にも割引・還元があるという仕組みになっています。「ウーバーの使い方」などで検索したページに、「このコードを使えば初回利用時に割引があります」などと良く書いてありますが、使ってくれると自分にも還元されることは書いていません。私はそうしたブロガーのコードは使用しなかったですが、割引は受けられるコードを見つけそちらを利用しました(例えば、ウーバーの公式ページには、アメリカ国内だけですが2020年1月2日まで使える初回15ドル割引のプロモーション・コード「HIFREERIDE」が掲載されていました)。

実際の利用

①ネット通信ができるところでアプリを立ち上げ

GPS機能をONにしておく必要がありますが、地図上に現在地が表示されます。周りを走っているウーバーの車両も表示されると思います。

②ピックアップ場所の指定

今いるところか来てほしい場所を指定します。

③行き先の指定

行きたい場所を指定します。

④種別の指定

相乗りか、そうでないかなどを選びます。相乗りでない方がいいでしょう。確か目安の料金も表示されました。

⑤車両が決まり表示される

ドライバー名やナンバー、車種などが表示されます。

⑥ピックアップを待つ

ピックアップを待ちます。車が来たらナンバーなどを確かめ間違えないように乗ります。この時に自分の名前を名乗ったりなどのあいさつぐらいはしたいものです。

⑦目的地へGo!

走行ルートは、カーナビのような形で運転手に指定されているので、遠回りなどの心配は少ないと思います。また、評価システムがあるので、車両がきれいに清掃されているだけではなく、水やお菓子をサービスしてくれる運転手さんもいるようです。そうはいっても悪い運転手さんもいなくはないようですから、注意は必要です。

利用後には、Uberから走行ルートや代金などについてメールで連絡があります。この際に、チップを追加することもできるようです。

注意したいこと

ピック・アップ場所

ロサンゼルス空港から利用した時のことですが、ウーバーでピックしてもらえる場所が決まっていました。空港の端っこの方でした。たぶんウーバーの利用者が多くて、一般利用者の車に支障をきたしたのでしょうね。空港や駅など多くの人がウーバーを利用するようなところでは指定場所があるかどうかを確認した方がいいと思います。

【参考:ロサンゼルス空港など各空港のウーバー乗り場】

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多くの空港でタクシー、カー サービスを展開 | Uber
世界の数百の空港で配車、タクシー、カー サービスを展開しています。次回のご旅行では空港の行き帰りに Uber をご利用ください。

使える国と使えない国

都市内の移動にとても便利なサービスで、アメリカではとても普及していて利用している人をしばしば見かけましたが、世界中どこでも使えるというわけではありません。公式サイトなどで確かめた方がいいでしょう。

ちなみに、私はアイルランドのダブリンでも利用しましたが、個人が空き時間を利用して自分の車を使ってしているのではなく、タクシーの配車サービスに近かったです。

 

周遊観光バスも選択肢かも

欧米の観光客が多い都市では、主要な観光地をグルグルっと回っている乗り降り自由の周遊バスを良く見かけました。何社かあるようですが、「ホップオン・ホップオフ(Hop-on Hop-off)」というブランド名で展開しているバスが目立ちました。主要観光地間を周遊していますし、入館料の割引などもあるようですので、場合によっては便利かもしれません。

 

せっかくの海外の旅です。充実したものにするために、安全に注意しながら、都市内をうまく移動し街歩きしたいものです。