DAY40 2017.12.23 ミラノ→ローマ

ホテルで荷物を預かってもらうつもりでしたがダメでした。なんとクリスマス休暇でしめちゃうとか。10時にClose? たぶん人がいないという意味だと思うのですが、あてが外れてしまいました。聞いたら駅に手荷物預かりがあるとのこと。今日は夕方ローマに移動ですからちょうどよいといえばちょうどよいのですが…。駅の手荷物預かり所はちょっとわかりにくかったですが、どうにか見つかりました。

地下鉄にも注意!

今日はブレラ絵画館から始めるつもりです。その前に外観だけでもと思いスカラ座の前を通ることにしました。地下鉄に乗りDuomoまで行きます。キップは自販機ですが、自販機のところに待ち構えていてつり銭をくれというのがいました。事前にそういうのがいるのは調べてわかっていたので無視です。地下鉄の中には物乞いはいますし、昨日のできごともありました。ミラノは注意をした方がいい街であるのは確かなようです。

スカラ座

クリスマス・ツリーの奥がスカラ座

Duomoで下車してスカラ座経由で向かいます。スカラ座は有名なオペラの殿堂です。オペラを生で見たことはないのですが、一度、こういうところで見てみたいものです。いつか、将来のために外観だけですが下見です(笑)

 

ブレラ絵画館(Pinacoteca di Brera)

伝統的な絵画作品が数多くみられる

URL: http://pinacotecabrera.org/

1809年に開館したブレラ絵画館。開館日はナポレオンの誕生日に合わせたそうです。

ピカソとかモディリアーニとかもあるのですが、14世紀とか15世紀のルネサンス期の作品、宗教的な作品が多かった印象です。語弊があるかもしれませんが、作家の芸術的な取り組み・表現はあるにしても記録手段や広報手段としての絵画というのがよくわかるような気がしました。

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ここはもともと14世紀の修道院で、その後イエズス会の学校だったようですが、1776年に美術アカデミーが置かれてから、それ以来、ミラノの美術の中心地であるといえるかもしれません。

やっぱり鬱陶しいスフォルツァ城のミサンガ売り

昨日はパスしてしまったスフォルツァ城ですが、ミケランジェロの最後の作品があるというので行くことにしました。スフォルツァ城の前にはやっぱりミサンガ売りがいます。しつこく付きまとってきますが、無視です。どうも一人だけの外国人観光客を狙ってるようです。

 

スフォルツァ城(Castello Sforzesco)

14世紀にさかのぼる歴史を持つ城塞を生かしたミュージアム群

URL: https://www.milanocastello.it

スフォルツァ城はローマ教皇を出すようなミラノの名家で貴族のヴィスコンティ家により14世紀から築城が始められ、一回、破壊されたもののミラノ公爵・スフォルツァにより再興されたようです。現在の城は往時の1/4だとか。

よくわかっていなかったのですが、スフォルツァ城にはいくつかのミュージアムがあります。チケットは共通。1枚のチケットで全部のミュージアムを見られるということでした。まぁミュージアムがいつくかあるといっても、それぞれの規模は大きなものではないので、総合博物館に分野別で展示室がいくつかあるといった方が近いような気がします。

スフォルツァ城のミュージアムを構成しているのは、古代美術館、絵画館、エジプト博物館、考古、装飾、楽器、家具、版画、写真、図書館などとても幅広いです。ダ・ヴィンチの天井画の部屋もあります(当日は前日と同様に閉まっていました)。これらを館内マップを頼りに見ていきました。

ミケランジェロの「ロンダニーニのピエタ」。未完とは思えないほどの美しさ

やはり一番の目玉は、ミケランジェロの最後の作品にして未完の「ロンダニーニのピエタ」。以前は別のところに展示されていたようですが、現在はスフォルツァ城にあります。確かに未完なんでしょうが十二分に訴えかけてくるものがありました。なんとも慈悲深さを感じるというかやさしさと悲しみを感じるというか…。必見だと思います。

ちなみにわからなかったので調べたのですが、「ピエタ」とはキリストの亡骸を抱くマリアの彫刻や絵画のことをいうようです。

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そのほかのミュージアムは、今や死後となっている「博物館行き」という言葉があてはまるような気がしないではなかったですが、いろいろあって面白かったです。

 

ミラノ市立近代美術館(Galleria d’Arte Moderna Milano)

貴族の館でゆっくり作品を鑑賞できる

URL: http://www.gam-milano.com/

ここは作品もさることながら、空間、雰囲気がよかったです。豪華なところもあるのですが、全体的には上品で洗練され優美さが感じられました。美術館の前の庭園も見事で相乗効果があるいえると思います。もともとは伯爵の邸宅だったといのもむべなるかなです。

ここにある作品は、19世紀以降の作品。館には4,000作品ほど収蔵されているようですが、スフォルツァ城の絵画館やブレラ絵画館などとの役割分担がされているようです。作品を見た印象ですが、細かくじっくり見ていくとまた違うのかもしれませんし、絵画史を知っていると違った見方になるのかもしれませんが、ごくごく普通の素人一個人の見方としては「昔ながらの絵画」というものです(彫刻もありましたしなぜか仏像もありましたが)。それだけに空間とマッチしていてゆっくりとして落ち着いたひと時を過ごせます。

 

ミラノ自然史博物館(Museo di Storia Naturale di Milano)

ジオラマが出色の昔懐かしい博物館

URL: https://www.comune.milano.it/dseserver/webcity/Documenti.nsf/webHomePage?OpenForm&settore=MCOI-6C5J9V_HP

ミラノ市立近代美術館からもほど近いミラノ自然史博物館。

展示の仕方が昔懐かしい感じです。露出展示もありますが、基本的にはケース展で、標本などの実物資料と解説が中心です。ハンズオン展示や映像展示、PCを使った展示などは気づきませんでした。久々にこういう感じの展示をみました。ちょっとしたタイムスリップ感がありました。また、ケースの色使いなどはなかなか他では見ないと思います。

素晴らしかったのはジオラマです。数の多さもすごいですが、シーンの作り方のうまさが際立ってました。動物たちの生態のある一瞬を実に見事に切り取っています。世界の有名な自然史博物館に決して負けていないと思いました。躍動感にあふれるジオラマを見るだけでもこの博物館に来たかいがあったような気がします。

 

ミラノからローマへ

時間が微妙でしたが、観光は切り上げ中央駅に向かうことにしました。駅で軽く食事をしながら時間をつぶします。

駅はクリスマス休暇のため大賑わいです。鉄道もほぼ満席でした。ローマまではFrecciarossaで約3時間。席は早目の予約だったので料金は同じで普通よりちょっとだけいいプレミアム席がとれました。もっと早く予約すれば安い席もあったのかもしれません。

ローマのテルミニ駅に到着してホテルまでは徒歩数分。駅近です。テルミニ駅周辺は気をつけなければいけないところ。駅周辺は安宿も多いですが南側は避けた方が良いらしいので北側にしました。それでもなんとなく気を付けた方がよさそうな雰囲気はあります。

いよいよローマです。

今日で40日間。「八十日間世界一周」もちょうど半分。「もう半分、やっと半分」という気分でした。

今日の歩数:22,650歩  世界一周はあと40日