1.世界一周へのあこがれ

自分にできるとは思っていませんでした。憧れに終わると思ってました。

でも、いろいろな人のご厚意、インターネット、持ち前の小心さで事故や事件に会うこともなく無事に世界一周をすることができました。

結論をいってしまうと、この旅には武勇伝もなければ冒険譚もありません。大きな失敗談もなければトラブルを機転や機知で切り抜けたエピソードもありません。ドラマのようなこともなければロマンスもありませんでした。

ただひたすらたんたんと旅をした感じでしょうか。面白味にかける旅だと思う人もいるかもしれません。でも自分にはそれでよかったのかなとも思います。等身大の旅だったような気がします。

 

最後は上海から東京に帰るANAでした。

機内に入ると、Another Skyが聞こえ、CAさん(スチュワーデスさんという言い方の方がしっくりきますが…)のステキな笑顔。

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旅の途中で特に何かがあったわけではありませんが、「これで旅を終えて日本に帰るんだな」「無事に帰れるんだな」って、心からほっとしやすらぎ安心した気分になりました。あの瞬間のことはこれから先なかなか忘れられないような気がします。