DAY24 2017.12.7 ロンドン

今日はロンドンで一番見たかった「大英博物館」へ行きます。

大英博物館(The British Museum)

やっぱりすごい大英博物館

大英博物館へは開館とほぼ同時に入館し昼食抜きで6時間弱。すごい駆け足でどうにか一通り展示室を回ることができました。15万点も展示されているそうですから、すこしじっくり見はじめたらほんとにきりがないです(収蔵されているのは800万点)。

それにしてもやはり大英博物館。専門の博物館の方が良いものを所蔵している場合もあるかもしれませんが、展示されている品々は、素人目にはどれも素晴らしいもののように思えました。

大満足の大英博物館でした。

聞こえるのは外国語!

大英博物館には年間入館者数は642万人(2016年)。

英語を話す人が静かでそうでない人は声が大きいだけなのかもしれませんが、聞こえてくるのは英語以外の言語ばかりでした。入館者の56%が海外からといわれているようですが、感覚的にはちょっと大げさですが7、8割は英語以外のような気がしました。

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ちなみに東洋系もとても多いです。かつて東洋系といえば多くは日本人だったと思いますが、いまや中国人、韓国人の方が多いのではないでしょうか。日本人の数も多いと思いますが、相対的には比率が低下しているような気がします。これは大英博物館に限ったことではなく、今回の旅行でまわったいろいろなミュージアムや世界遺産などで感じたことです。

グレート・コート

大英博物館は、およそ30年前のいわゆる卒業旅行で来たので2回目です。その時からいろいろと変わっていると思いますが、明らかに変わったのはグレート・コートと日本の展示室です。

グレート・コートは、中央プラザというかハブの役割をしていて、入館者はここから各展示室に向かうことができます。もともとここは中庭とマルクスが資本論を書いたことでも有名な図書館(図書室)があったところです。今でも中庭といえば中庭かもしれません。図書館自体は別の場所に移っていますが、大英博物館の図書室としては残っているようです。ここにも入ってみたかったのですが、非公開なのか単純に入り口が見つけられないだけだったのか、入ることはできませんでした。

このグレート・コート、柔らかな光が入ってくることなども含めてデザインが秀逸でとても好きです。

日本展示室があることの意義

三菱商事がスポンサーになっている日本の展示室があります。展示されているのは定番の武具甲冑や根付、陶磁器などのボリュームが多いですが、基本的には通史的に土器から現代のものまでがあり、日本の歴史がわかるように構成されています。鎖国といわれる江戸時代について海外に開かれていた4つの窓という視点から展示をつくっていたのは、私にとっては新鮮でした。茶室もあり文化体験もできるようです。

ちなみに根付はあちらこちらのミュージアムで見ました。コレクターが多いようです。一昨日行ったリバプールのワールド・ミュージアムにもありましたし。

展示室の場所は少し不便なような気がしないではないですが、多くの方が訪れていました。

明治維新のころ日本の文化財が数多く海外に流失したと聞きます。このこと自体はとても残念なことだと思いますが、オークションで出てくるとかであればまだ戻ってくる可能性があるものの、博物館や美術館に収蔵されているものはまず戻ってこないでしょう。そうであるならば、逆手をとるといっては語弊があるかもしれませんが、流失した文化財には、日本の文化大使、PR大使として大いに活躍してもらうのが良いのではないでしょうか。世界中から年間600万人以上も来る大英博物館です。そのPR効果がいかに大きいか。大英博物館では、昨年(2017年)、北斎の特別展もあって大人気だったと聞きます。日本のこれからを考えると以前にもまして国際交流が重要になってくるでしょう。この大英博物館の展示室が日本への親近感情勢や理解を深めてもらう場になったら素晴らしいと思います。別のところには朝日新聞が提供している展示コーナーもありました。

インスタ映えは世界共通

この館も基本的に自由に写真が撮れます。インスタ映え、SNS映えは世界共通なようで、館内のあちこちで記念撮影をする姿を見かけました。順番待ちもあります。少し残念なのは展示をじっくり見たいと思った時にそれがしにくいことです。

 

ロンドン交通博物館(London Transport Museum)

規模は大きくないものの子どもから大人まで楽しめる

URL: https://www.ltmuseum.co.uk/

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コヴェント・ガーデンにある交通博物館

大満足で大英博物館をあとにして次に向かったのは、ロンドン交通博物館です。コヴェント・ガーデンにあります。

コヴェント・ガーデンといえば、オードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」。ニューヨークでも「ティファニー」に行きましたし、この後のローマでももちろん「ローマの休日」ゆかりの場所を訪ねました。どんだけオードリー・ヘップバーンが好きなんだと(笑)

ロンドン交通博物館の外観

ちなみに、この館はまさに花の市場だった建物に入っているそうです。改築して2007年にリニューアル・オープンした交通博物館ですが、その歴史は、変遷があるようですが、収蔵自体は1920年代にさかのぼるようです。

子どもから大人まで楽しめる

交通系のミュージアムは、一般的にどこもファミリー客が多いです。ここもそうです。しかし、実際に訪れいろいろと見ていくと、なるほどと思うようなこともあり、大人も十分楽しめます。また、良くない言い方ではありますが、“子どもだまし”のデザインではないことも大人が楽しめるポイントだと思います。

スタンプラリーがある

館内の地図はないのか聞いたところ、大きな施設ではないので迷わないからないみたいな答えでした。その代わりにといって渡されたのが、スタンプラリー用シートです。といってもスタンプではなく、型抜きみたいになっています。その形は自動車やバスなど乗り物のシルエットになっていて、集めるのはけっこう楽しそうです。館内13か所に設置されています。

シミュレータはちょっと残念

もう少し本格的な作り込みがあってもいいと思うのですが

交通博物館といえば、シミュレータがお約束。ここにもありました。しかし、日本で見るものの方がずっと本格的ですしクオリティが高いように思いました。

 

「八十日間世界一周」ゆかりの地へ

主人公フィリアス・フォッグが仲間たちと80日間で世界一周できるかどうかの賭けをした場所、それは「革新クラブ(The Reform Club)」という社交クラブ。この社交クラブはほんとうに実在していて現在も残っています。ウエブ・サイトもあるので秘密クラブというわけではないようです。もちろん中には入りませんでした。

もう一か所小説ゆかりの地に行きました。主人公が住んでいるサヴィル・ロウ(セビル・ロウ:Savile Row)です。「背広」の語源になったといわれる高級紳士服店がいっぱい並んでいると通りです。確かにいっぱい並んでいました。

両方とも外から見るだけですし、行ったからどうというわけではないのですが、なんとなく感慨深いものがありました。

セヴィル・ロウ最古のテーラー、HENRY POOLE。日本のVIPも御用達

ほんとにたまたまの偶然ですが、すてきな店構えだと思って外から写真を撮ったお店は、セヴィル・ロウ最古のテーラーにして、英国王室御用達で、昭和天皇、吉田茂、白洲次郎なども顧客であったというHENRY POOLEでした。こういう偶然もあるのですね。

この日は、この旅でぜひとも見たいと思っていた大英博物館と小説ゆかりの地を見ることができ、大満足の、記念となる一日でした。

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