DAY56 2018.1.8 カイロ(スエズ)

エジプト・カイロに立ち寄ったのは、もともと「八十日間世界一周」の寄港地・スエズに行きスエズ運河を見るためです。ピラミッドやアブ・シンベル、ルクソールは寄り道です(笑)。ということで、今日はスエズ運河に行きます。

早朝、カイロに到着

ルクソールからの列車は、朝4:20頃にカイロ・ラムセス駅に着きました。遅れはほとんどありませんでした。ラムセス駅からは地下鉄に乗ってホテルに行きますが、まだ動いてませんでした。地下鉄駅の入り口で待っている人も多かったので、しばらく待ってみたのですが、動き出す気配がありません。地図を見るとホテルまではそう遠くなさそうです。歩くことにしました。大通りを歩いている限りは人通りもありましたし危険そうな雰囲気はありませんでした。歩いて20分ぐらいでホテルに着きました。現地ツアーもそのホテルで手配したもらったので早朝に到着することが伝わっていたためか、その時間でもチェック・インできました。おかげで部屋で一息入れることができて大助かりでした。

チャーター車でスエズへ

朝7:30にチャーターした車と待ち合わせです。鉄道やバスなどの公共交通機関を使っていく手もあったと思いますが、時間・安全性・効率を考えて、車の手配をお願いしました。昨日と違って、ワンボックスにお客さんは私だけです。約2時間でスエズに到着しました。

 

スエズ博物館(National Museum of Suez)

展示らしい展示がある比較的あたらしい博物館

ここは国立なのでしょうか、期待はまったくしていなかったのですが、意外にしっかりした博物館でした。場所がスエズですので、スエズ運河に関する資料館的なものかと思ったのですが、運河に関する展示は少なく、考古学が中心でした。展示手法は、特に際立っているわけではありませんが、資料を並べるだけではなくケースや照明などもしっかりしていて、展示の見せ方も工夫されていました。

訪れる人があまりいないためなのか、マン・ツー・マンのようなかたちでスタッフがついてきて照明をつけてくれました。もともとスエズに、外国人、エジプト人、問わず観光に来る人も少ないでしょうし、この博物館しかないというようなものもありそうではなかったので、入館者は少ないのかもしれません。

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スエズ湾の風景

ちょっと止まってもらったところの写真です。スエズ湾方面の沖合には船が停泊していました。

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スエズ運河を見られるところを探すも…

スエズ運河を見られるところに行ってもらおうとしましたが、結論的には見つかりませんでした。ドライバーは地図も持っておらず、私のスマホを頼りに探すような状況です。聞いてもくれましたが、アラビア語ですので、どういう聞き方をしたのかわかりません。ただ言われたのは「この先にはいけない」。そして、スエズ港方面を見て、「ここが運河だ」。運河の西側を北の方に行ける道路がありそうだったので、そこを通ってほしいというと、「そっちは別の国だ、パスポートがいる」。いやー、まいりました。エジプトなんですけど…。積極的に運河を見せようという気がないようです。かなりお年を召したドライバーでしたので、もう疲れてしまったのでしょうか。なんとか近くに行ってもらったら、運河のそばの道路は封鎖されている雰囲気もありました。運河が見られる場所はどこかにあるのかもしれませんが、テロ対策などもあり、近寄れないようにしている可能性は考えられるところではあるのですが…。仕方がないので諦めカイロに戻ることにしました。自分の下調べ不足ですが、ドライバーさんにはもう少しどうにかしてほしかったというのが正直な本音です。手配の段階で、スエズ運河を見たいことを伝え、ガイドまではいらないでしょうともいわれていたので、大丈夫だと安心していたのですが。また、いつの日にかスエズ運河に挑戦したいと思います!

 

ホテルに戻りゆっくり

疲れもたまっていますし、朝も早くから活動したので、ホテルに戻ってからはのんびりすることにしました。

明日は夕方、インドに向けて出発です。

 

今日の歩数:8,182歩  世界一周はあと24日