DAY50 2018.1.2 ローマ→カイロ

空港のチェックイン・カウンター前のオブジェ。ダ・ヴィンチです

約1か月のヨーロッパ周遊を楽しみました。次はエジプトに向かいます。

旅も50日目。あと残すところ1か月です。

ローマからカイロへ

ローマ・フィウミチーノ空港に向かう!

カイロ行きの飛行機は昼過ぎです。ちょっと早めの9時ぐらいにチェック・アウトし、まずはテルミニ駅に向かいます。テルミニ駅からはレオナルド・エクスプレス(成田エクスプレスみたいなもの)でローマ・フィウミチーノ空港へ。約30分で着きました。

シャトル・バスなども利用できてそちらの方が少し安いようですが、確実性をとって電車にしました。

チェック・イン~搭乗

チェック・インはまだ始まっていなかったので、カメラ用のSDカードを購入するため電器屋さんを探しました。出国手続きをしてからなら免税で購入できると思いますが、見つけた時、余裕のある時に買っておかないと慌てることもあるのでと思って買ってしまいました。

チェック・インは搭乗の3時間前から。問題なくチェック・インできましたし、セキュリティ・チェック、出国手続きなどもOK。久々の飛行機での国境超えでしたのでちょっと緊張しましたが、スムーズにできました。

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ラウンジに行き、朝食兼昼食。下調べなどもネットで。やはりこういう時はラウンジが使えると便利で快適です。

軽くカルチャー・ショック

飛行機好きとしては、こういう光景だけで大喜びです

理由はわからないですが、搭乗開始が少し遅れました。

ボーディング・ブリッジの飛行機に乗るすぐ手前でお客さんと地上係員が何やらもめてます。交わされているのはアラビア語で、何を言っているかさっぱりわかりません。どうやらもめているのは機内持ち込みの荷物のことのよう。預けろ、預けないで言い争っているようです。おかげで搭乗はストップ。機内からキャビン・クルーも出てきて、何やらさらに言い合ってました。最終的には好きにしろ的な雰囲気でお客さんが荷物を渡して搭乗再開。私のリュックも預けろと言われるかと思ったのですが、大丈夫でした。数が問題だったのでしょうか?

なかなか見ない光景だなと思ってましたが、機内ではさらにびっくり。今度はキャビン・クルーとお客さんが口論!完全に口喧嘩です。すぐ前の席で行われています。先ほどと違って荷物ではなさそうですが、何がどうなっているのか原因はさっぱりわかりません。離陸前にそれがあり、離陸後第2回戦。キャビン・クルーが怒りながら言い返すなんて、日本じゃみかけないですね。最終的には握手してましたけど、驚くというか軽いカルチャー・ショックでした。

ほぼ満席状態でしたが、フライトそのものは極めて快適でした。

エジプト・カイロに到着!!

入国ビザ(アライバル・ビザ)の取得

飛行時間は約4時間。少し遅れましたが、カイロ国際空港に無事到着。イタリアとエジプトは時差がないので助かります。

それにしても着陸後の地上走行が長かったです。席を立ちトイレに向かうお客さんも。これも日本ではあまりみないですね。

エジプトは入国ビザが必要です。費用は25米ドル。これも外貨稼ぎの手段かもしれません。ついでに両替もしたのですが、レートはあまり良くなかったです。無事に入国手続きも終えて出口へ向かいます。

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空港からホテルへ。カオスなカイロ市内

ギザにあるホテルへ2泊します。ここは2泊すると無料でピックアップサービスが利用できます。ターミナル・ビル内のゲートには、出迎えの人が待ってましたが、私のとまるホテルの名前を書いたボードを持っている人がいません。飛行機が遅れたのでそれでかなと思って少し待ちましたがきません。電話をしようかと思いはじめたところで、もしかしてと思って、ターミナル・ビルの外に出てみました。そしたらビルの出口にもいっぱい出迎えの人がいます。私がとまるホテル名を書いたボードを持っている人もいます!後で調べてみたら、中に入って待つにはお金がかかるようです。それで建物の外で待ってる人が多かったのですね。

ボードを持っている人のところに行き、自分からは名乗らずにあちらが持っているリストを見せてもらいました。確かに私の名前が書いてあります。だまして別のホテルに連れいこうとするのがいるらしいので、安全対策としてそのようにしました。ホテルからもそうしてほしいと言われていました。ホテルからはパスポートにも注意するようにアドバイスをもらいました。ホテルからそうした助言をいただけるのは大変ありがたい一方、ホテルの人がそういわざるを得ない状況があるという現実。残念なことです。

あたりはすっかり暗くなっていますが、砂漠を通り抜けてカイロ市内に入ります。カオスです。バンパーが落ちかけている車や塗装は剥げて錆だらけの車など、こんなの見かけないというほどボロボロの車がいっぱい走ってました。乗り合いバスのハイエースはいったい何人乗っているんだというぐらいのすし詰め、テール・ツー・ノーズで車間距離はほとんどない状態で走ってる車。あおり運転どころではありません。動体視力、車幅感覚がものすごくよいのかもしれません。クラクションもフル活用。強烈なスモッグ。この喧騒状態、交通状況もカルチャー・ショックでした。

我がドライバー氏も怒鳴っているのか、喧嘩しているのか、はたまたそれが普通なのかわかりませんが、大声で電話してます…。エジプトはなかなか強烈です。

ちなみに、ドライバー氏曰く、三菱の車は最高でエジプトで人気があるとか。トヨタもいいけど、日産はダメだそうです。ドライバー個人の見解だと思いますが、日本車が評価されるのはなんかうれしくなります。ヨーロッパでは日本の自動車も見たのですが数は多くはなく、韓国車が頑張ってました。もちろんヨーロッパ車が一番良く見ました。

ピラミッドがよく見えるホテル!!!

カイロ市内ではなくギザにホテルをとったのは、もちろんピラミッドのためです。

部屋からギザの三大ピラミッドが正面に見えました!!

ホテルからピラミッドが良く見えました!!

ちょうど毎晩行われている「音の光のショー」のタイミング。フランス語のセリフも聞こえてきます。ショーは本来、有料ですが、ホテルからもかなり良く見えました。もちろんお金を払えばもっと近くで見ることができますが、私には十分でした。

晩御飯はホテルの屋上で、エジプト料理をいただきました。10米ドルでしたのでエジプトの物価を考えると安くはないと思いますが堪能しました。

明日は、念願のピラミッドをみます!!

今日の歩数:7,001歩  世界一周はあと30日