DAY7 2017.11.20 ロサンゼルス

前日に行く予定でしたが、荷物を待つため諦めていたディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー。世界でここだけなのでせっかくならと思い行くことにしました。

正確には、届いた荷物の中に入れたあった友人へのプレゼントをやはり直接手渡しをしたいと思い、そのついでに行くことにしたというのが本当のところです。友人が住むフラートンとディズニーは近いんです。

早起きしてディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーへ

ロスから6:50の鉄道に乗りフラートンへ。そこからはバスです。フラートンはアナハイムの一つ手前なのですが、そちらの方が便利とグーグル・マップが教えてくれました。

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーには8時頃到着。ディズニーランドの向かい側です。

すでにすごい人で、入場待ちの行列ができています。30分以上並んだしょうか。チケットを買う前にセキュリティチェックです。セキュリティチェックのために行列ができているようでした。

ファミリー客ですでに大混雑

 

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(Disney California Adventure)

ディズニーランドが手狭でキャパ対策でつくった?

英語サイト:

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https://disneyland.disney.go.com/destinations/disney-california-adventure/

日本語サイト:

https://disneyparks.disney.go.com/jp/disneyland/destinations/disney-california-adventure/

厳しいセキュリティチェック

ディズニー系の施設は、テロのターゲット、ソフトターゲットと想定されるせいもあるのでしょうが、かなり厳しいセキュリティチェックです。

ここでひっかかってしまいました。友人に渡したいと思っていたプレゼントの日本酒がダメでした。すぐ先にあるコインロッカーに預けるといってもダメです。捨てるかホテルに戻って預けるかしろといわれました。

捨てるわけにもいかないので駅に戻りコインロッカーを探すしかないかと思い列を離れました。どうせなら並ぶ前に言ってほしかったです。もしかしたら表示とかあったのかもしれませんがわかりませんでした。

駅に戻るためバス停に向かって歩いていきました。ホテルなどがいっぱい立ち並んでいます。もしかしたらどこかにコインロッカーがあるのでは?とふと思いつきました。日本でも観光地にコインロッカーが置かれていることがあるので。ざーと歩きながら見まわしたところありそうもない雰囲気です。近くのホテルに入って聞いてみることにしました。

そのホテルにはないとのことでしたし、近くにもないとのことです。ホテルで預かるのは宿泊客だけ。それはそうでしょう。コインロッカーがディズニーのところにあると教えてくれたのですが、そこはダメと言われたと伝えました。もう一度、近くにはないか聞いてみたら、かわいそうと思ったのか、見かねたのか、なんと預かってくれると言ってくれました!”You are a lifesaver!”と思わず言って感謝を伝えました。ほんとに助かりました。そのホテルの名前をあげて感謝の気持ちを表したいといころですが、迷惑がかかってもいけないので控えます。次にディズニーに行くことがあれば必ず泊まりたいと思います。

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに戻ります。先ほどより列が長くなっています。空港並みの徹底したセキュリティチェックをどうにか抜けてチケット購入です。なんと124ドルもしました!写真付きのIDが必要だったのもびっくりです。入園の時には顔写真も撮影されました。ほんとに夢の王国に“入国”です。家族連れが安心して楽しめるようにするためには、そこまでしないといけない状況なんですね。

やっと入園

入園できたのは9時30分頃だったと思います。

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園内は少し早いですが、クリスマスの装飾がそこかしこに。アトラクションは、カーズ、ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー、リトルマーメードの3つを体験しました。このうちガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーは、日本のディズニー・シーにもあるタワー・オブ・テラーを期間限定でガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー版にしているようでした。あとは「アナと雪の女王」のライブショーを見ました。これは大人気。ストーリーは映画をコンパクトにまとめてうまくショーにしていました。オラフがとても良かったです。ファスト・パスの仕組みもあり、カーズはこれを使って体験しました。

アトラクションやショーのクオリティはさすがディズニー。とても高いです。運営もいうことなしです。仕事の関係があるので、こういうテーマパークにも積極的に行くのですが、やはり中年オヤジが一人で行くところではないですね。園内はかなりの賑わいでほかにも体験したいものもあったのですが、少々疲れてしまったのと友人に会う都合もあったので2時前に“出国”。

それにしても「なぜ」そして「どこが」カリフォルニア・アドベンチャーなんでしょう?よくわかりませんでした。

カリフォルニア・アドベンチャーを出た後、商業施設エリアのダウンタウン・ディズニーを少しだけぶらついて、荷物を預かってもらったホテルまで戻りました。丁寧にお礼をしてフラートン駅までバス。友人と再び合流。プレゼントを渡すだけのつもりだったのですが、車ですこし行ったヨーバリンダ(Yorba Linda)に、ニクソンの記念館があるので行かないかと誘ってくれました。もちろん喜んで!!。

リチャード・ニクソン大統領図書館・博物館(Richard Nixon Presidential Library & Museum)

生家やあのヘリコプターも見られる展示方法がおもしろい記念館

URl: https://www.nixonlibrary.gov/

アメリカでは大統領が引退すると任期中の文書などを保管したり業績を記録する図書館(図書館といっても、実態はいわゆる記念館)を作るのは知っていたのですが、それがこの近くにあるのは知りませんでした。そもそもニクソンがカリフォルニア出身だったのも知りませんでした。

閉館まで時間がなく駆け足の見学でしたが、とても興味深く面白く拝見しました。

まずは生家へ。係の方がいろいろ説明してくれます。私の英語力では十分わからなかったのですが、各部屋の説明とか兄弟がいてどうこうというお話をしてくれていました。外にはヘリコプターが展示されています。ウォーターゲート事件で大統領を退任することになった時にホワイトハウスの庭から飛び立ったあのヘリコプターだそうです。ヘリコプターに乗り込む時にニクソンの大きく手を振る姿は印象的であまりに有名なシーンです。写真はダメですが、中にも入れました。

そして記念館本館へ。内政はもちろんニクソンの中国やベトナムなどの外交政策などの紹介などもありますし、ホワイトハウスの大統領執務室、いわゆるオーバル・オフィスの再現展示もあります。展示内容で興味深いと思ったのは、なんといってもウォーターゲート事件をきちんとそれなりのスペースを使って紹介していることです。

展示手法も面白かったです。縦の空間をうまく使っていて立体構成が巧みだと感じましたし、あまり日本の博物館では見かけないグラフィックの使い方もしていました。

閉館時間が来てしまいゆっくり見られなかったのが残念です。車がないとなかなか行けないところですが、機会があったらぜひまた行ってみたいと思いました。

ニクソンに関しては本人の回顧録をはじめ様々な書籍がでていますし映画にもなっています。日本に帰ってから「大統領の陰謀」を見直してみましたが、調査報道の意義・重要性に気づかされます。そのほかにもニクソンが主役ではないですが、SFの「Xメン」にも登場していたりと何かと取り上げられることが多い大統領であることは間違いがなさそうですね。

なお、ニクソンと奥さんのパット(パトリシア)さんは、ここに眠っていらっしゃいます。

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鉄道の本数が少なめなので、この後、街中を回ったり友人の関係先に寄らせてもらったり友人宅でお茶をごちそうになったりしてから駅へ。ロサンゼルスに戻りました。なにはともあれプレゼントを直接手渡しすることができて良かったです。

世界一周はあと73日