この日は天気が少し悪く雨模様。
アルカトラズ島(Alcatraz Island)
世界一有名な刑務所?アルカトラズ
URL: http://alcatrazcruises.com/
最初に向かったのは、アルカトラズ島。
禁酒法時代のギャングのアル・カポネを収容していたり、「アルカトラズからの脱出」「ザ・ロック」などの映画の舞台としても有名な刑務所をぜひとも見たいと思っていました。「パピヨン」という名作映画もここだと思っていたのですが、調べてみたら違いました。
有名だけに人気が高いようだったので、日本出発前に予約しておきました。夕方というか夜間の時間帯は、夜景を見たい人が多いようで、かなり埋まっていて予約が取れない時間などもありました。私はそこはこだわりがなかったので、朝の時間帯の訪問です。
フェリー乗り場までは、歩いて行きました。エクスプロラトリアムよりも少し遠いぐらいの桟橋です。
島に着くと、オーディオガイドを無料で借りることができます。日本語もありますので、便利です。
ここもそうですが、オーディオガイドは、欧米のミュージアムではかなり定番的な人気があります。入館料の中に含まれていて、追加料金なしに貸してもらえるところもあります。少しまどろっこしく感じることもなくはないのですが、説明を聞くと、当たり前ですが、理解が深まります。
オーディオガイドでは、各所の説明のほかに、脱獄のことなども説明してくれます。脱獄がけっこう多く試みられたというのは驚きでした。そしてもう一つ大きく意外だったのは、家族でこの島に住んでいる看守さんもいて、子どもたちも暮らしていたことです。宿直とかはあるにしても囚人と刑務官だけしかいない島だと思いこんでいました。怖くはなかったのでしょうか?
日本に戻ってから「アルカトラズからの脱出」と「ザ・ロック」を見直してみました。どちらもアルカトラズでかなりロケをしているようで、「このシーンはあそこだ。見た見た!」というのが多くて楽しかったです。「アルカトラズの脱出」は少し古い映画ですが、シンプルに楽しめました。
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そうそうこの「アルカトラズからの脱出」には、主演クリント・イーストウッドの隣の独房の囚人役で、アメリカのコメディ「フレンズ」でモニカのアパートの下の階に住んでいるヘックルズさん役の俳優も出演していました。意外なところで出会った感じがしてちょっと驚きました。
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フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman’s Wharf)
元祖?Fisherman’s Wharf
URL: http://www.visitfishermanswharf.com/
アルカトラズから脱出して次に向かったのは、フィッシャーマンズ・ワーフ。
あちらこちらにフィッシャーマンズ・ワーフがありますが、サンフランシスコのは特に有名な気がします。
シーフード・レストランやいろいろなショップ、土産物屋さんいっぱいでしたし、カルーセルや水族館、蝋人形館など観光客向きのアトラクション的な施設もありました。
もしかしたら見落としたのかもしれませんが、魚介類のセリが行われるような卸売市場とか築地の場外市場のような市民向けの市場みたいなところがあれば、もっと楽しいのになんて思いながら歩いてました。
ここはアザラシも有名です。これだけいると、少々臭いが…。けっこうケモノ臭かったです。
そういえば、2018年公開の映画「アントマン&ワスプ」はサンフランシスコが舞台になっていて、フィッシャーマンズ・ワーフや曲がりくねったロンバート・ストリートが登場します。見ていて懐かしくなりました。
サンフランシスコ海事国立史跡公園ビジターセンター(San Francisco Maritime National Historical Park Visitor Center)
サンフランシスコの海の歴史がわかる
URL: https://www.nps.gov/safr/planyourvisit/the-visitor-center.htm
このあたりは国立公園になっているらしく、ぶらぶらしていたら、ビジターセンターを見つけたので立ち寄ってみました。
外もあまり観光客は多くはなかったのですが、ここもガラガラでした。サンフランシスコの港に関する歴史などが紹介されていました。
小規模ですがとても意義ある大切なビジターセンターだと思います。
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海事博物館(Maritime Museum)
ビジターセンターとセットで訪れたい小さなミュージアム
URL: https://www.nps.gov/safr/learn/historyculture/bathhousebuilding.htm
近くには海事博物館(Maritime Museum)もありましたので、立ち寄ってみました。規模は小さくあっという間に見終わってしまいますが、ここは海の眺めがとてもよかったです。アルカトラズ島も見えました。一休みにはちょうど良いかもしれません。
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サンフランシスコといったらケーブルカー!!
そして、ケーブルカーの始発がすぐ近くから出ています。乗りました!
始発駅にはターンテーブルがあって、ここでは人力で回してました。
ここから出るのは、曲がりくねった坂道のロンバードストリートの横を通るルートで、市中心部のユニオンスクエア(パウエル・ストリート駅)まで行けます。
ガタゴトがけっこうあり乗り心地がいいという感じではありませんでした。音もにぎやかでした。サンフランシスコ名物の急坂はかなりの迫力。
運転手さんはどこから来たのかとかの他愛のない内容ですが、ユーモアたっぷりにお客さんにいろいろ語りかけてきます。
途中下車して、ケーブルカーミュージアムへ。
ケーブルカー博物館(Cable Car Museum)
ケーブルカーの仕組みがよくわかる
URL: http://www.cablecarmuseum.org/
ケーブルカーミュージアムは、ケーブルカーの動力源工場(?)に併設されています。というか工場の一角を博物館にしているといった方が正確かもしれません。
ここの魅力はなんといっても、実際にケーブルを動かしている原動機を見ることができること。ケーブルの動きやとても賑やかな音。ケーブルカーが動く仕組みを体感できます。
サンフランシスコのケーブルカーは、大きな1つの輪になって循環しているケーブルが地中に埋め込まれていて、それを掴んだり離したりすることで動くことなどの仕組みや歴史、昔からのケーブルカーゆかりの品々など規模は大きくはないですが、とても楽しめるミュージアムでした。
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ケーブルカーミュージアムを見たあとは歩いてホテルへ。まだ時差ボケがあり、眠くて眠くて…。
世界一周はあと77日