サンフランシスコ2日目は、カリフォルニア科学アカデミーからスタート。ここへはバスで行きました。
電車よりバスの方が敷居が高いというか乗るのが難しくためらってしまいます。でもここは歩きと地下鉄だけでは不便なので、がんばってのりました。「サンフランシスコ バス 乗り方」で検索して乗り方を調べましたが、はじめて乗った時はやはりドキドキでした。
カリフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)
超巨大な自然系総合教育研究機関
URL: https://www.calacademy.org/
カリフォルニア科学アカデミーは、自然系の総合博物館的な機関。
博物館とか科学館とも言われますが、大きくは自然史博物館、水族館、熱帯雨林の植物園、プラネタリウムの4つのパートから成り立っていてそれらが一つの建物の中に入っているかたちです。ここは、活動の広がりも含めて、ミュージアムの枠を超えているように思います。設立は1853年ということですから、150年以上の歴史があります。
入館料は、35.95ドル!クレジットカードで支払いましたが、その時のレートは115円。4,140円になります。施設の充実ぶりからするとそれぐらいの入館料でも不思議はないのですが、けっこうしますね。
入館したらボランティアの方が声をかけてくれました。プラネタリウムは見るかとか聞かれました。館の見所なども教えていただきました。
ここはいろいろなプログラムを提供しているようで、そうしたものに参加することを考えると一日遊んで学べる施設なんだと思います。
ここも校外学習の子どもたちで大賑わいでした。やはりスクールバスでやってくるようです。
屋上に上がりました。天窓は随所にあるほか、屋上緑化のレベルを超えて、ここも一つの展示場・実験場として機能しているようでした。一見の価値はあると思います。
日本に帰ってから調べてみたら、ここの建築は、レンゾ・ピアノという有名な建築デザイナーの仕事だそうです。
ちなみに、ここカリフォルニア科学アカデミー、日本庭園、デ・ヤング美術館の3か所は写真がありません。撮影したのですが、SDカードがダメになってしまいました。かなりのショックです。横浜でもダメになったので、最初はカメラの不具合を疑ったのですが、その後は問題なく撮影できたので、SDカードの不良のようでした。知らないメーカーではなくそれなりのメーカーだったのですが…。
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ジャパニーズ・ティー・ガーデン(The Japanese Tea Garden)
こじんまりしていて一息つくのにちょうどよい日本庭園
URL: http://japaneseteagardensf.com/
カリフォルニア科学アカデミーの次は、すぐ近くの日本庭園を見ました。
こじんまりしている割にはお高い入場料でした(9ドル)。
こんな橋は日本で見たことないというような太鼓橋があったり五重塔がこじんまりしていたり仏像もなんかちょっと違和感があったりしましたが、総じていえばアメリカ人が作った日本庭園“風“のものではなくてちゃんとした日本庭園という印象を受けました。もちろん専門家がみたらいろいろと変なところとかあるのかもしれませんが。
デ・ヤング美術館(de Young Museum)
多様な美術品に出会える美術館
URL: https://deyoung.famsf.org/
とても気持ちの良い空間で、アメリカ絵画の歩みと文化人類学的な美術品が見られる美術館です。
カリフォルニア科学アカデミーの向かい側にあるデ・ヤング美術館。超有名有名作家・作品があるようではなかったですが、とても気持ち良い空間の美術館でした。
アメリカの美術史を作品を通じて知ることができるようですが、アメリカ以外も含めて文化人類学的な芸術品・工芸品がとても充実していて圧巻でした。また、テキスタイルもここの特徴のようです。
企画展として、テオティワカン文明の展示をやっていました。かなり充実した展示内容で、よかったです。日本でやったら大混雑でゆっくり見られないでしょうが、比較的、ゆっくり見ることができました。ちなみにこの企画展は、日本なら美術館ではなく上野の科学博物館(科博)でやりそうな内容でした。
ここの展望台からの見晴らしもとてもよかったです。この美術館に行ったらぜひ訪れるべきかと。
そうそう、受付の方がとても親切な方でした。
ここのチケットで、少し離れたところにあるリージョン・オブ・オーナー美術館も見られることを教えてくれたり、帰る時に楽しめたかとか声をかけてくれたり、展望台は見逃してないかなどとフレンドリーにしてくださいました。もしかしたらボランティアの方だったかもしれません。
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ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム(The Walt Disney Family Museum)
ウォルト・ディズニーの伝記を展示にしたかのような個人記念館
URL: http://www.waltdisney.org/
残念ながらリージョン・オブ・オーナー美術館に行く時間がなかったのですが、次に向かったのは、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム。ここにもバスで行きました。バスを乗り継いだり、少し迷ったりしましたが、運転手さんに降りる所を教えてもらったりしながら、どうにかなりました。
ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムは、ウォルト・ディズニーの個人記念館といっていいような気がします。
ウォルト・ディズニーの伝記として定番というか有名な本にボブ・トマスという人が書いた「ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯」というのがあるのですが、この本をネタ本に展示を構成しているような印象でした。
展示はかなり充実していました。ウォルト・ディズニーの生涯やディズニー・アニメのあゆみ、ディズニーランド建設の様子などがわかります。ディズニー好きにはおススメです。
なぜロサンゼルスではなくサンフランシスコに、このような記念館があるのか疑問だったのですか、ウォルト・ディズニーの娘さんがサンフランシスコに住んでいたというような縁があるようです。
SDカードがダメになったのは、この記念館の屋外でゴールデンゲートブリッジを撮っていた時だったと思います。
ですので、このミュージアムは、予備カメラですが、写真が残っています。
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世界一周はあと78日