世界一周出発の日。
いよいよ出発の日がやってきました。
出発の朝
役所関係の手続きで済ませなければならないことがあり、朝一番に対応。帰りに神社に寄り、旅の安全を祈ってお参り。お守りもいただきました。
横浜へ
アパートにもどり、部屋の点検。ブレーカーも落としました。よいしょとリュックを背負って出発です。
飛行機は羽田空港から出発。羽田へは横浜を経由して行きました。というのは「八十日間世界一周」では横浜に立ち寄っているので、せっかくですから横浜に寄らない手はないと思いました。外観だけですが、山下公園で氷川丸を、みなとみらいで日本丸を見て、昔の旅に思いをはせながら、いよいよ出発なんだと感慨を深めました。でも実際のところは、心配と不安、かなりの緊張。こうなったら行くしかないと自分を鼓舞してました。ちょうど氷川丸のところで12時を告げる汽笛がなり、さぁ出発だという旅の気分を盛り上げてくれてくれたのはとても良かったです。
日本丸と「八十日間世界一周」
ただ早速ですが小さなことですがトラブルがありました。
一眼レフのＳＤカードがダメになってしまいました。まだカメラ自体を使い始めたばかりで、カメラが悪いのかＳＤカードが悪いのかわかりませんでしたが、読み込み・記録ともできなくなってしまいました。そのため、それまで撮った何枚かはダメになってしまいました。残念ですが仕方ありません。とりあえずは別のＳＤカードに代えて対応しました。
横浜から羽田へ
横浜からはリムジンバスで羽田空港へ向かいました。
乗り換えもなく座っていけますので、やはり楽です。渋滞もなく羽田につきました。
今回の旅は成田出発という選択肢もありましたが、単純に近いという理由ばかりではなく、子どもの頃は国際線といえば羽田でしたし、羽田空港で離着陸する飛行機を見て世界への旅に憧れたので、やはりどうしても羽田から出発し羽田に帰ってきたいと思いました。
ついに羽田から海外へ
羽田空港で国際線を利用するのははじめて。やっと羽田を使えたという気持ちでうれしかったです。
搭乗手続き・出国手続きもスムーズにでき、ＡＮＡのラウンジへ。乗る飛行機はユナイテッドでしたが、スターアライアンスなのでＡＮＡのラウンジが使えます。
最近は飛行機にほとんど乗らないのですが、以前はしょっちゅう乗っていて、マイレージの上級会員でした。その時にクレジットカードを上級会員用のものに切り替えておいておかげで、今でも航空会社のラウンジが使えます。ラウンジが使えるとやはり何かと良いことがあります。今回の旅でも世界各地のラウンジが使えたので、とても助かりました。
ラウンジでは軽食をとり小腹を満たしました。そしてそこで、写真をＰＣにバックアップしたりＳＮＳに情報をアップしたりメールをチェックしたり。カメラもいじりましたが、ＳＤカードはやはりダメでした。
ラウンジで飛行機を見ながら、これから80日間どうなるのだろうとドキドキしながら待っていました。正直、ここまできてもワクワクというより、不安と心配の方が多かったです。
初７８７！
時間になりボーディングです。
機種はボーイング787。787に乗るのは初めてです。
席はもちろん窓側。翼にかからず風景が良く見えるようにあえて後ろの席。残念ながら天気は良くなく雨でしたが、土砂降りではなかったので、外は見えました。
主翼付近の席に比べて後ろの席の方が揺れが少し大きくなりますが、揺れても大丈夫な質なので問題ありません。それに少し揺れた方が飛行機に乗っている感じがして好きだったりします。実際、この日は少し揺れました。また、後ろの席だと降りるのに時間がかかるという人もいらっしゃいますが、そう大きな違いでもないと思いますし、荷物を預けるか預けないかの方がよほど違いが大きいように思います。
787の窓はシャッターのように開け閉めするカーテン（シェード）ではなく、電子的に濃度が調整できるもの。おもしかったです。そのほか今までの飛行機とは違い加湿もできるらしく人にやさしいなどいろいろな工夫がされているとのこと。また、炭素素材による機体の軽量化や高効率のエンジンなどで経費的にも環境的にも優しい機種らしいです。
機内でのひと時
移動中はできるだけ到着地の時間に合わせて睡眠を取るように心がけていますが、なかなか寝付けませんでした。機内では、睡眠（まどろみ）や食事のほか、日記を書いたり、機内エンターテイメントを楽しんだりして時間を過ごしました。
うまく眠れなかったせいもあると思うのですが、おなかがすいてしまい、なんか食べるものないか聞いたら、余っていた夕食を出してくれました。さすがアメリカの航空会社です。こういう対応はとても好きです。その後、少ししてから朝食がでましたが、そちらもぺろりと食べてしまい、機内では、都合、３食食べたことになります。ラウンジで食べたりもしていましたし、座っていただけなのに、我ながら良く食べたものだと思います。
旅の間、毎日、手書きで日記を書いていました。ＰＣで書こうかとも思ったのですが、乱筆乱文でも手書きの方が日記としてはしっくりくる感じがして、ノートに手書きで書くことにしました。旅の日課として日記を書くのはとても良かったと思います。
日付変更線をこえてサンフランシスコへ
夕方から夜、夜から朝。機外の風景も楽しんでいるうちに朝のサンフランシスコに無事到着しました。
霧のサンフランシスコ
世界一周はあと79日
