食事は旅の大きな楽しみ
旅の大きな楽しみで欠かせないのが食事。世界一周中にいろいろな食事を楽しみましたが、注意したことなどもあります。旅の食事について考えてみたいと思います。
食事は旅の基本!
食事は旅の大きな楽しみの一つ。その土地ならでは味や郷土料理を体験できるのはとても貴重な経験です。
また、楽しみだけではなく、旅は体力勝負の側面もありますから栄養補給はしっかりしておかないといけません。体調管理に気をつけながら、私も私なりに現地の食事を楽しみました。食事は旅の基本です。
簡単に済ませることが多かった旅の食事
とはいえ、今回の旅では、スーパーの惣菜・デリやピザとかケバブなどファスト・フードの持ち帰り(to goとかtake awayと言えば通じます)などで済ましてしまうことも多かったです。また、時間がもったいないので昼抜きということもしばしばでした。
なぜかというと、私の場合、ひとり旅の時には、慣れないメニューとかもあって食事が面倒くさいというか、会話する相手もなくなんとなく手持ち無沙汰になってしまうとか、店によりますが、おひとり様のお客様が各地ともやはり少なくなんとなく気後れしてしまうとかなどの理由があります。もちろん、食費を節約したいというのもありました。そもそも、私はネットや観光ガイドブックでおいしいところを調べていくようなタイプではありません。結局のところ、面倒くさがり屋の小心者のうえに、見ることに比べると食べることの優先順位は下なので、簡単に済ませることが多かったのだと思います。
地元の方が利用するお店での楽しみ
ただ、思いとしては、高級レストランなどではなく、地元の人が普段食べているものを地元の人に交じって食べたいと思っていて、外国人観光客向きではない定食屋さん、露店・屋台に行くことも少なくありませんでした。そういうところでは、どのように注文すればよいのかわからず戸惑うこともありましたが、お店の人や地元の方の助けなどもあってどうにかなりました。
国によっては、お腹を壊してしまうなどのリスクもありますが、やはり地元の方が中心の定食屋さんや屋台で食べるのは、安くておいしく楽しいことが多いような気がします。
お店選びはやはりホテルで聞くのが良い
お店選びは、定番ですが、ホテルで聞くことも少なくありませんでした。これは大外しすることなく安心の方法です。また、街中をぶらぶらして、混みすぎず、空きすぎずのところを探しながら、ぶらっと入ってみることもしました。
印象に残ったおいしい食事
いくつもおいしい食事に出会えましたが、印象に残っているのは、シカゴの巨大なオムレツ、ダブリンのフィッシュ&チップス、リヨンの腸詰、ミラノの内臓料理、エジプトの国民食「コシャリ」、インドのカレー料理の数々、シンガポールのおかゆ、香港の煮込み、上海の火鍋などがあります。
機内食・車中食も楽しい
忘れてならないのは機内食。エコノミーですので、豪華ではありませんし、似たり寄ったりで比較的だれもが食べやすいようにしていますが、それでも少しはお国ぶりが出ていて興味深かったです。
エジプトの個室一等寝台では食事が出て、これがなかなかでした。
気をつけながら地元の食を楽しむのが一番
どの国でも生水は飲みませんでしたし、歯磨き後もミネラルウォーターで口を漱ぐこともしていました。特にインドではおなかを壊さないようかなり慎重でした。それでもインド最後の日は、思い切ってちょっとおいしそうな露店にチャレンジしたら、やられてしまいました。今回の旅でおなかを壊したのはその1回だけでした。地元の方が多く利用しているお店ならば、比較的、衛生面にはマシな気がしますが、十分な注意が必要ですし、体調第一に考えるなら、値段は高くなりますが、外国人旅行者の多い店に行った方がリスクは少なくなるような気がします。
体調が悪いとせっかくの旅が台無しになってしまいますので、ちょっと保守的ぐらいになりながら食事を楽しむのがちょうど良いのかもしれません。
まぁ、ともかく、地元の方に交じりながら、地元の人が楽しんでいる食事を楽しむことがなにより一番でしょう!